横浜市金沢区 ― 六浦荘団地リノベ現場より ―進捗状況②

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六浦荘団地のリノベーション現場では、木工事が進み、

室内の壁や天井にボードが張られました。

これまで「骨格」だった空間に、ようやく“部屋の輪郭”が見えてきました。

築50年以上の六浦荘団地。

古いコンクリートの構造を生かしながら、

新しい木の下地を組み、断熱や配線を整え、

そして、ボードが張られて空間がやわらかく閉じました。

まだ仕上げ前の状態ですが、

部屋の大きさや天井の高さ、光の入り方がはっきりと感じられるようになり、

「暮らしのかたち」が少しずつ見えてくる時期です。

コンクリートの冷たさの上に、新しい木のぬくもりが重なり、

さらに石膏ボードが貼られることで、空間は“住まいの表情”を帯びていきます。

昭和の構造体と、令和の素材が静かに共存していく様子は、

まさに“時代をつなぐ工事”そのものです。

現場には、木の香りと石膏の粉の香りが混ざり合い、

金づちやインパクトの音が響いています。

職人の手によって、一枚一枚丁寧に張られたボードが、

これからクロスや塗装で彩られ、

新しい暮らしの舞台へと変わっていきます。


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